ケミカルピーリングとは
ケミカルピーリングは、ニキビ治療法の中でも特に人気のある方法です。
角質溶解剤と呼ばれる酸性の化学物質を肌に塗布することで、古い角質を溶解してはがす効果があります。
ニキビは、肌のターンオーバー機能の低下や不十分な洗顔により、皮膚からはがれなかった古い角質層が毛穴をふさいでしまうことで発生します。
古い角質層が毛穴をふさいでしまうと、毛穴から分泌される皮脂が毛穴の中につまってしまい、ニキビとなって、やがて炎症を起こしたり膿を出したりしはじめます。
ケミカルピーリングは、毛穴にふたをしている古い角質層を除去することにより、毛穴のつまりを解消し、ニキビを根本から改善する治療法です。
ケミカルピーリングの内容
ケミカルピーリングに使用される角質溶解剤は、グリーコル酸や乳酸などに代表されるAHA(αヒドロキシ酸)が挙げられます。
このAHAを肌に直接塗布すると、古い角質が溶け出し、新しい角質が形成されます。
ニキビの治療に有効なほか、ニキビ跡の色素沈着やクレーターの改善にも効果的な方法です。
ケミカルピーリングはニキビ治療に有効な手段ですが、保険適用外の治療となるため、1回あたり1万円前後の治療費がかかります。
ケミカルピーリング後はイオン導入を
ケミカルピーリングは、本来は自然にはがれ落ちる角質を、人為的にはがす治療法です。
溶解された角質は時間の経過とともに自然に再形成されますが、ケミカルピーリングを行った直後の肌は、強制的に角質をはがしたことにより、抵抗力が低下した状態になっています。
そのため、感染症や紫外線の影響を受けやすいほか、バリア機能が未熟なため、乾燥しやすい状態にあります。
このようなデメリットをカバーするため、ケミカルピーリング後は、高い保湿効果や自然治癒力の向上に効果のあるイオン導入を行うことをおすすめします。
皮膚科などでもケミカルピーリングとセットでイオン導入を行うところも多いため、事前に医療機関に確認しておくとよいでしょう。