思春期ニキビ
思春期ニキビとは、中学生や高校生など、いわゆる思春期に当たる男女に発生しやすいニキビのことです。
もともと、ニキビという言葉自体、この思春期ニキビを指すものでした。
しかし、現在は成人の吹き出物を「大人ニキビ」と称するようになったため、これらと区別するために「思春期ニキビ」と呼ばれるようになっています。
思春期ニキビも大人ニキビも性質は同じものですが、その原因となる背景が異なるため、ニキビ分野では別個のものとして認識されています。
思春期ニキビの原因
中高生に最も多い肌トラブルが思春期ニキビです。この時期は、男女関係なくニキビができやすくなります。
なぜ思春期にニキビができやすくなるのか。それは、ホルモンの分泌が影響しているためです。
思春期は第二次成長期にも当たるため、男性ホルモンの分泌量が生涯で最も多くなる時期です。男性ホルモンが増加すると、毛穴の中にある皮脂腺が刺激され、皮脂が大量に分泌されるようになります。
ニキビは皮脂が毛穴に詰まることからはじまるので、皮脂の分泌量が多ければ多いほどニキビができやすい状態ということができます。
男性ホルモンは女性の体内にも存在するので、思春期ニキビは男性だけでなく、女性にも起こります。
他にも、ストレスや睡眠不足、食生活の偏りなど、現代人にありがちな要素が思春期ニキビ発生の原因となっています。
思春期ニキビの治療法
思春期ニキビの予防法および治療法は、正しい洗顔が基本であり、最も有効な方法です。
クレンジングや洗顔料は、なるべくオイルのものは避け、ミルク系の泡立てる洗顔料を使用することをおすすめします。
手のひらでしっかりと泡立て、優しく泡で包むようにゆっくり丁寧に洗っていきます。
洗顔前に蒸しタオルなどで毛穴を開かせておくと、詰まった皮脂が取れやすくなるのでより効率的に皮膚の汚れを落とすことができます。
洗い残しがないようしっかりすすいだ後は、低刺激の化粧水で十分な保湿を行います。
白ニキビや黒ニキビのような初期段階の思春期ニキビの場合、この洗顔だけでほぼ回復します。
赤ニキビや黄ニキビ(膿ニキビ)まで悪化していた場合は、毎日のスキンケアに加え、皮膚科に通ったり、市販のニキビケアクリームなどで治療します。
特に黄ニキビの場合は、市販薬だけでは不十分な場合が多いので、早めに皮膚科を受診するようにしましょう。
さらに、ニキビの原因を解消するために、食事バランスの見直しや、夜更かしをしないなどの心がけが必要となります。