ニキビの原因
ニキビの原因は多種多様にあり、いくつかの要素が絡み合うことによってニキビが発生します。
ニキビは一度できると治療までに手間も時間もかかるので、ニキビの原因を知り、予防することで発生を食い止めるのが重要となります。
ニキビ発生の直接原因
ニキビは毛穴に皮脂が詰まり、炎症を起こすことで発生します。
毛穴は通常、開いたままの状態なのですが、古い角質がはがれずに残留した場合、時間の経過とともに硬くなって、毛穴をふさいでしまうことがあります。
毛穴からは肌を守る皮脂が分泌されているため、毛穴がふさがれて外に出られなくなった皮脂は、どんどん毛穴の中にたまっていくようになります。
また、毛穴は開いたままでも、皮脂がこびりついて除去されない場合もあります。蓄積された皮脂はやがて炎症を起こし、皮膚組織を傷つけ、最終的には色素沈着や皮膚の陥没を起こしたりします。
これがニキビ発生の原因と悪化のおおまかな流れとなります。
ニキビの発生原因
皮脂の蓄積は、さまざまな原因によって起こります。
遺伝や体質も多少関係ありますが、ほとんどの原因は生活習慣やその他外的要因となります。
そのため、ニキビの発生原因を知り、予防策を立てていれば、ニキビの発生を防ぐことは十分可能です。
アクネ菌
アクネ菌はもともと皮膚に常在している菌の一種です。
通常は肌を乾燥や細菌から守る働きをしていますが、人間の皮脂を栄養にして繁殖する性質を持っているため、皮脂がたまるとアクネ菌も増殖します。
アクネ菌が増殖しすぎると、代謝物によって皮膚が刺激を受け、炎症を起こします。
食生活
ニキビの原因である皮脂は食生活によって分泌量が変化します。
中でも糖分と脂分を多く含む食べ物を多く摂取していると、皮脂の分泌量が多くなります。
主な食品としては、脂分の多いナッツ類やチョコレートなどの糖分の多いものは控えた方がよいでしょう。
また、炎症を促進する活性酸素が増えるため、カフェインの入った食べ物や飲み物も大量摂取は避けましょう。
睡眠不足
睡眠中は成長ホルモンが分泌されやすく、特に22時~翌2時までの4時間が最も活発に生成されます。
成長ホルモンは髪や肌、爪などの生育に必要な物質なので、睡眠不足になると肌荒れやニキビの原因となります。
便秘
便秘になると腸内に老廃物がたまり、悪玉菌が繁殖します。
腸内の状態が悪化すると、ビタミンやミネラルが吸収されにくくなるほか、毒素がたまるため、新陳代謝が低下します。
新陳代謝は古い角質をはがし、新しい角質へと生まれ変わらせる作用があります。
そのため、新陳代謝が衰えると、古い角質が毛穴をふさぎ、ニキビを発生させる要因となります。
生理
生理前は特にニキビができやすい時期であると言われます。
生理前になると黄体ホルモンの分泌が多くなり、同時に皮脂の分泌も促進される傾向にあります。
生理が始まり、終わる頃には逆にコラーゲンを増やすエストロゲンの分泌が盛んになるので、肌の調子は上向きになります。
血行不良
全身の血行が悪くなると、酸素や栄養分の搬送が鈍り、代謝が衰えたりリンパの循環が悪化したりします。
そのため、肌機能も低下し、ターンオーバー機能も滞ってしまいます。
結果、古い角質がはがれずに残留し、硬くなって毛穴をふさいでしまいます。